キシリトールの話だよ~☆
こんにちは
米山です。
今日はキシリトールについて語ってしまいます。
みなさんも一度は耳にしたことのある、キシリトール!!
ロッテさんCMの<むし歯のない世界へ>というキシリトールです。
キシリトールは甘味料ですが
ズバリ!むし歯になりにくいお口を作ってくれます。
北欧にフィンランドという国があります。
この国、日本より砂糖の摂取量が2倍あるのですが、なんと!ほとんどの子供たちに虫歯がありません。
その理由がキシリトールです。この国では食卓ガムという習慣があるみたいでキシリトールのガムをよく噛んでいるのです。
このキシリトールは世界的にもむし歯予防効果が証明されていて、とっても安全性が高い甘味料です。
それでは実際の摂り方ですが、
日本では一般的に出回っているものは、ロッテさんのガムが主体です。
ガム以外にも、タブレット・チョコレート・グミがあります。
でも、ここで注意が必要!
キシリトールがどのくらい入っているか…?含有率は…?
同じロッテさんのガムでもキシリトール含有率がぜんぜん違います。
100%のものもあれば、50%のもの、10%台のものもあります。
国際的には50%以上のものを摂るよう勧められています。
キシリトール配合という言葉に気を付けてください。数%でも配合ですから!
商品裏面にある成分の炭水化物量とキシリトール量をみてください。
[キシリトール量 ÷ 炭水化物量×100=キシリトール含有率]です。
ちなみに、キシリトール10g、炭水化物量20gの時は
10÷20×100=50となり、含有率は50%となります。
一日どのくらい、どのように摂ればいいのか…?
一日5g以上が理想!
これ、ロッテさんの100%ガムでいうと、4~5粒以上です。
できるだけ数回に分けて噛むことが効果的です。
味がなくなっても、5分くらいはお口の中に入れておいてください。
私は、おやつの最後、ちょっとお口がさびしい時に子ども達にあげています。
夜寝る前にあげるという考えもありますが、私は<しつけ>的に問題があると思うのであげていません。
100%ガムは、山梨県では歯医者さんでしか売っていないと思います。
あとは、イトーヨーカドー内のLoftさんにも売っていたような…?
味がすぐになくなってしまうことが欠点です。
ちなみに…
よくスーパーで売られているガムは、含有率が約50%のものが多く、単純計算ではガムを倍量、8粒以上噛むことになります。
100%ガムは市販品と比べると値段が少し高め(1ボトル90粒入り:約1000円)ですが、むし歯予防の一日量としての単価は市販品よりも安くなります。
これを3ヶ月間続けると、お口の中の環境が、むし歯になりにくい環境に変化すると言われています。
とは言っても、毎日、毎日、続けるのは難しいものです。
最初はバッグの中にしのばせておいて、気づいた時にあげてください。
むし歯は感染症といいまして、子供が1歳半~3歳の間に近親者から移りやすい病気です。
特に2歳前に感染してしまいますと、将来むし歯が重症化してしまいます。怖ぁ~~!
なので、これを防ぐ必要があります。
そのためには、お母さん、お父さんのお口の中に むし歯菌が少ないことが重要です。
お母さん!
こどものお口を守るため、おとなもキシリトールを使って
むし歯にならないお口の中をつくってください。
キシリトールはおとなの方でも有効です。
最後に重要なこと!
キシリトールを摂っているから、むし歯は大丈夫だ!なんて思わないでください。
ムシ歯予防はキシリトールだけでは合格点ではありません。
他のむし歯予防と組み合わせてはじめて合格点になります。
むし歯予防の新常識、試してみてください!!