早くしなさい。

親が子どもに言う一番の小言は

<早くしないさい!!>

こんなことが今晩のセミナーの中で出てきました。

さて、この言葉にはどういう意味が隠されているのか

結論を言うと

これが子ども達<自立>を奪ってしまうというものらしいです。

 

さてさて、それでは、よくある朝の一例を通して考えてみましょうか。

小学校1年生 7:30分に家を出る。

さて、何時に起きますか?(何時に寝ますか?)

   何時に食事、なん分かかりますか?

   準備はできていますか?(夜やりますか、朝やりますか?)

   歯磨きは? トイレは?

さて、タイムスケジュールは出たでしょうか?

それは、子ども優先のものですか? おとな優先のものですか?

ほぼ、おとな優先ですよね。

 さて、それに、こどもは自然とついてこれますか?

正直、無理ですよね、経験も肉体も知恵も違うわけだし。

もしかして、子ども達は結構苦労しているかもしれませんね。

まだ、<うるさいな!>と感じてくれれば、いいかもしれませんね。

従順になっていたら、 う~~ん これ依存症ですね。(お母さんがいるから大丈夫って)

なので注意してくださいね。

良かれと思ってやっていることと思いますが

学校に遅らせない、みんなを待たせないため、に急かしたことが仇になっている可能性がありますよね。

では、どうするか

親として<環境を整える、かまわない>この2点

<環境だけ与えて、やることにあまりかかわらない(応援)するだけ>

一回、二回、3回くらい遅れても、恥をかいてもいいじゃないですか

そんな考えが 私の考えだな

あえて、救いの手をださない。

具体的には

<子どもは準備、用意が遅いべしと腹うくくる>

この遅いことを責めてはいけない。

やるべきことは、その時間を自然と確保してあげること

早く起きる環境、早めにご飯を食べる環境を作ってあげること

これまさに、親の責任、

親が寝坊して、子どもに<早くしなさい>これは、子どもが可哀想!

親の責めを子どもに転嫁しちゃってるんだよな~

こういうところ見てるんだろうな!

そして、大人って理不尽って感じていくんでしょうね。

 

続いて、は

<早くして、これして、あれして、 急いで、あれ持った、準備した>

ことあることに出る言葉

まさに、子どもが 親のマスコット

されるがまま、

次第に依存が生まれていく、自分で考え、判断する能力が鈍っていく。

子どもを正確に学校に行かすことが一番と考え、良かれと思い

自尊心、自立をジョジョに奪ってしまう。悲しいこと!

では、どうしたらいいか。

 

小さいこどもに、正確な判断、段取りはできないと考え

まず

<お父さんとこの時間までに何をしなくてはいけないか>

一緒に確認しよう>

~~~~だったらできるから、お父さん何も言わないからやってごらん>

具体的なことは言わない

今何時だな~、 そろそろみんな待っているかな?  学校今日も楽しいかな

など、連想させる言葉を使うといいですよね。

 

そして、本当に遅れてしまったら、絶好の機会、

どうして遅れてしまったか、考えてもらう。(怒鳴っちおいけませんよ。)

 

やべーこんな時間

 

明日は朝四時おき いつもよりちょっと早いからもう寝ないと

SEE yOU

 

 

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