フロスの話だよ~☆
今日は虫歯について、少し話します。……ほんの少しですよ!
ではいきましょう。
毎日の治療で感じていることの一つ!
歯と歯の間の虫歯が多いってこと!!
特に奥歯の歯と歯の間!(乳歯のですよ)
大人の歯が出てない場合は、後ろから1番目と2番目の間です。
この場所の虫歯は、家での仕上げ磨き時ではなかなか気付きにくいんです。
プロである歯医者さん、衛生士さんだって見逃すことがあるくらいですから!
お母さんが、もし気付くとしたら…ドカ~ンと大きく穴が開いてしまってからなんです。
こうなってしまうと、もう大変です。
ひどい時は、中の神経も治療です。これ、子どもにとってはかなりの負担!
それじゃ、どうすればいいんだ! 歯ブラシだけじゃダメなのか?……
う~ん、ダメじゃないけど危険です。
申し訳ありません。どんなにがんばっても歯ブラシでは掃除できないんです。
じゃ~、どうやって掃除したらいいの??
ズバリ!糸ようじ(フロス)です。
でも、フロスって日本人には馴染みがないんですよね。
でも、でも、そこをなんとか使っていただきたい!
(お母さん!自分でフロスを使ったことあります?
このフロス、お母さん自身にも使ってほしい一品なんです。特に歯周病のお母さんには!)
ホント、効果ありますから!
1日1回でもいいですから、お願いします。
全部の歯の間とはいいません!
奥から1番目、2番目の間だけでもOKです。
上下左右があるので、4ヶ所、お願いします。
もし、めんどうだったら、う~ん………2、3日に一回でもいいから通してあげてください!
こんなことを言っていたお母さんもいました。
『フロスすると、歯肉を傷つけそうで怖い!』
『フロスすると、歯と歯が開いちゃう!』
これ、まったく問題ありません。
子供の歯肉はそんなにやわじゃないし、歯と歯は開いたほうがいいぐらいですから!
今は
おとな用のものだけでなく
子ども用の小さいサイズもありますので、それを使ってください!
糸が切れるまで使えるんで、相当もちますよ。
子ども用のフロスは一本、8円くらいで買えます。それが1~2週は使えます。
経済的でしょ! そう、柄つきのを使ってくださいね。使いやすいですから!
もったいないですから、一回ごとにポイしないでくださいね。
もったいないお化けがでちゃいますよ~~~。
ここから先はマニア向け…………見るも見ないもあなた次第!
頭が痛くなったり、ハマッテしまうかも……一切の責任は負いません(笑)
・フロスの動かし方は主に2つ
①:歯と歯の間を通したら、すぐに抜くやり方。これは虫歯予防向け。
(イメージは:[パン・パン]って感じ。
パンという音は歯と歯の間をフロスが通過する時のイメージ音です。)
②:歯と歯の間を通したら、歯肉の下までもっていき、歯の面をこすりながら引き上げていく方法。
(イメージは:[パン・ゴソゴソ・パン]って感じ。)
これは、主に歯周病向けです。時間はかかりますよ~。
子ども達は、間違いなく①でいいと思います。(正直そんなに時間かけれませんよね?)
・フロス入れ時のポイントは、ずらしながら押す。
この<ずらしながら>がポイントですよ。
無理やりドンと入れようとすると痛がりますよ。
注意してください!
・お口の中に歯磨き剤があるうちにフロスを通してください!
歯を強くする成分:フッ素が歯と歯の間まで染み込んでくれます。
・おとな用のフロスは子どものお口では使いにくいです。
やはり、ベストは子ども用かな。
・フロスは、薬局で買うと意外と高い気がしました。
ちなみに、私どもの病院で販売しているフロスは50個入りで500円。
一本あたり10円。
こんなのを参考価格にしてみてください。
最後に…
米山家の平均歯ブラシ&フロスタイムは32秒!
32秒の間で、ブラシ、フロス、両方ともやってしまいます。
虫歯0です。
慣れてしまえば、こっちのもん!
みなさん、ぜひ!マスターしてください!!
それでは…また、SEE YOUです。